2009年11月5日木曜日

「まだ生きていいんだ」

 すっかり寒くなりました。ダルクも扇風機を片付けて、
すぐに暖房をつけるというおかしな天候です。
 11月1日(日)の雨を期に冬が訪れたようです。
その日、枚方の教会で恒例のバザーが行われました。
朝早くから、スタッフ、利用者が集まり、準備から始まりました。
青空の中、始まりましたが、午後から急な雨。
 雨を凌ぐのに大変でしたが、用意していた傘が完売しました。
ご協力、ありがとうございました。

 その日は「リカバリィハウスいちご」さんの10周年フォーラムも
開催されました。「一期一会」から採った名前だそうです。
会場は歴史を感じさせるように、支援者、関係者、利用者で
埋め尽くされていました。
 改めて、続けることの大変さ、尊さ、想いの強さを
貰う事が出来ました。感謝です。
 施設長の佐古さまの涙に深さを感じさせられました。
依存症、障害者にとって、社会の中で生き続けるのには、
行政、司法、医療などの繋がりがないと夢と希望がありません。
 永遠のテーマですね。
メッセージとして、理解してもらうのではなく、伝え続けることしか
ないと、今更ながら、、、。

 「リカバリィハウスいちご」さま、10周年、おめでとうございます。

 今回のダルク利用者のメッセージは通い続けて3ヶ月のショウです。
昼の食事には率先して、美味しいものを作ってくれています。
賑やかななかまです。

      「まだ生きていいんだ」        ショウ
 僕はダルクに繋がって今、あっという間に3ヶ月が過ぎました。
自分を投げ捨てて、「少しずつ自殺していた」去年からは想像できない
毎日を送っています。
 人とはちがう「重荷」を抱え込んで生きてきた分、孤独感を
何倍も持ち合わせてしまい、結局は家族に数々の迷惑を
かけてしまいました。
 自分は男性も女性も愛することが出来る奴で、10代は女性中心、
20代から今までは男性中心、ダルクに繋がってからはどちらも
恋愛対象になる、自分でも不思議だなぁと思う今日このごろです。
 その悩みはずっと誰にも言えず、当時、ゲイの中でよく使っていた
「合ドラ」にはまり、7~8年使っていました。今は違法ドラッグに
なっていますが、ほぼ毎日、使用していたような気がします。
 そのような物を使うと、Hがより派手になっていき、無茶をしてきた
結果が「HIVポジティブ」の告知でした。
 この「死の宣告」の半年くらい前から「覚せい剤」と知らず
使い始めてしまい、気がついた時には、すでに毎日使っていました。
 家族に自分の性的アイデンティティの事とHIVポジティブの事を
正直に伝えました。しかし、それ以降毎日、母親とのけんかが絶えず、
余計「覚せい剤」に逃げていく日々でした。
 今は逮捕されて、このダルクに来て、心から「まだ生きていいんだ」と
思える日々が続いています。
 自分をこんなにも受け入れてくれて「一緒に回復しようよ」と
言ってくれる仲間、Staffに感謝の一言では言い表すことが
できないくらいの「ありがとう」です。
 ゲイである事、HIVポジティブである事、薬物依存症である事の
3つを抱えていても「生きる」事をやめない今の自分を
少しほめながら毎日、楽しく過ごしたいです。


 

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