2009年7月21日火曜日

みっとも無い自分を愉しんで

 薬物依存症のシンジです。郊外の自宅から一時間かけて、
通所しています。ダルクに繋がって、ニ週間経ちますが、
自分でもビックリする位、スンナリ入って行っている気がします。

 薬物を使い続けている時は誰にも腹を割る事ができず、
一緒に使っていた仲間達とも、お互いに打ち溶け合おうとしませんでした。
 親と相談し、初めてダルクを訪問した時は正直に言うと、怖かったです。
刺青の入った体格の良い人達が昼寝している光景に
「来る所を間違えた、、、。」と思った程です。
でも、依存症であるスタッフの面接はそんな不安を解消してくれました。
今まで人に隠し通してきた自分の薬物性向を、
事も無い様に聞いてくれ、気持ちをほぐしてくれたのです。

 実際にダルクに通所する迄には、更にニ週間、悩んだのですが。
何をするかもわからず、回復のプログラムに取り組み始めました。
強制的な事は無く、自主的に参加して「分かち合う」やり方が自分に
合っていたのだと思います。回復を望む人は、他の回復を望む人を
受け入れてくれるように感じます。

 回復を急ぐ気持ちがそうさせるのか、時間を持て余すように
感じるので、昼間は近くの川沿いで過ごしています。
その日によって、ウォーキングだったり、ブラブラと散歩だったり、
一人だったり、仲間と一緒だったり、自分の愉しみとして、自由に
習慣付けて行っています。もちろん「しんどいから」と昼寝をするのも
自由です。強制するとストレスを溜めやすい性格なので。
仲間も自由にやっているようです。コミュニケーションの場にも
なるし、ストレス発散の場にもなるので、今の自分には貴重な
時間です。

 今でも薬物に魅力を感じます。自室に一人で戻ると考える事は、
全て薬物を使っていた頃に向かい、衝動が走ります。
いつか、又買いに走る日が来るかも知れませんが、それ迄は
「今日だけは、せめて今だけは。」とみっとも無い自分を
愉しんで、毎日を送っています。







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